1958-12-19 第31回国会 衆議院 運輸委員会 第3号
○寺田説明員 当日の速達で、翌日に到着しております。
○寺田説明員 当日の速達で、翌日に到着しております。
○寺田説明員 お答えいたします。理事官の申し上げました意見の大要につきましてはすでに御承知の通りと思いますが、理事官は、あくまで状況証拠によりまして理事官としての意見を申し上げるのであります。最終においては、審判長の裁決によって結論が明らかにされるのが建前であります。この事件が起りましてから、理事官はさっそく現地に参りまして、三十余人の証人、それから現場に行きまして、水中テレビ、水中写真、その後に本船
○説明員(寺田武君) 海難審判法は高級船員、責任者と称する人はおりませんでしたけれども、海難審判法は海難の原因を探求して、將來に海難を未然に防ぐという目的で去年から海難審判法になりましたので、対象人、即ち中心人というような方がいなくても、苟くも海難が起つた場合にはそれを取上げまして審判いたします。原因の探求が主なる目的でありまして……
○説明員(寺田武君) その点について、高浜ではつきりしたところによりますと、会社としては関西汽船と競爭船でありますから、相当に強いて発航を促したというようなことがありはせんかというふうなことを考えて、随分問いましたが、そういう点は毛頭ございません。それは船長としては今申上げましたように幹部と代理店の人と大体五六人が出航前に集りまして、今申上げましたような松山の測候所の天氣予報を聞きまして、そうして般体
○説明員(寺田武君) 高浜を出ますときに警報は高浜の警察署に出ておりました。台風が接近したので沿岸を航行中の船舶は嚴重に警戒を要するという掲示が出ました。それで船長はそれについて漠たることで分らんというので、わざわざ二等航海士を陸にやりまして、松山の測候所に電話で問合せましたところが、台風は土佐沖を通つて伊豆半島から東に行くという趣きの電話があつたので、夜中頃には十メートル乃至十五メートルの強風が周防灘附近